「逃亡の都。」

作詞 Rose de Reficul
作曲 Rose de Reficul


絵空めいた日々を目に ほんの少し 触れたなら
このときを ただ 永久に生きる 兆しに 出来るなら
出来るなら、と。


溢れんばかり 薫る 当たり前な この間で
忘却の不安を
抱く程に 花々との 
日々 愛 
狂おしく


ゆっくりと
ゆっくりと
流れゆけ
このただ先も
ただ止められた
わたしのこの身と
共に
花が




「咲きゆきます様に。」



黒い羽 飛び交う 秘めやかな国
あなたの胸に 絡み付く。

死に行く全ても
その腐乱さえも

理解出来るでしょう?
ここでなら


木々誘う 極彩色の王国で

モノクロゥムの君を
思い出す

君はきっと僕と
あぁ還りゆく。

この空の中へ
目まぐるしく
螺旋し
堕ちゆく

焦がれる全ての花に
蝶が さえずる

「君は笑うのかしら?」