「雪の女王」

作詞 Rose de Reficul
作曲 Rose de Reficul et Guiggles


Foreverの字が書けなければ 春の庭には 行けないのですよ?と、
ねぇ、

まばたきの音が 聞こえる位 
静かなしずかな
小部屋に 抱かれて ねぇ、

「セピア色のガラスの中で大事に大事にしまってあげるとも、ほら」

仔猫は 大きくなったでしょ?
お茶は 冷たくなったし
大事に とってた

「チョコレートは ポケットの中で 溶けていた」

どんなに話しかけても
お花は 枯れてしまった。


あいしてた
また会えるよ、

春の中で
また、会えると

ああ、夢で
ああ、ゆめで



また会えると
また、会えると。

「気づいているだろう?
手紙はインクまみれで 穴もあいた

さぁ、
チクタクちくたく
笑え茶番劇だ。」


愛してた。

また会えるよ。
春の中で

またあえると
ああ、夢で
あぁ、夢で

また会えると。
あた、あえる、と。


夢見がちな 奇跡を
空に 手が 届くと。

積み木を 積んで

どうしても
どうしても

糸を 紡いで。


「諦めろ、さぁ、ご遠慮なく 堕ち給え。」
あきらめて、さぁ!




「チクタクチクタク 永遠に。」



「もう、届かない。」

愛してた。

「もう、届かない。」

愛してた。

くたくたの まばたき 
閉じて。



「Forever」書けなければ
春の庭には

はるのにわには



「さぁ!さぁ!さぁ!さぁ!もう届かない。」


ラ!ラ!ラ!ラ!

早熟な冬の風が この胸から
君を 連れ去る

「一枚布を何とか纏い
綺麗なカールの巻き毛も 伸びきり」




息をするだけ。